事業案内
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見つめたのは溶剤の潜在能力。
リサイクル溶剤の開発・販売を実現。
今日、社会問題でもある地球規模の環境問題。
我が国においても様々な環境問題がクローズアップされ、企業には『造る責任』・『捨てる責任』が求められていましたが、現在は更に、『リサイクル責任』も求められるようになりました。
太平化成は半世紀以上にわたりこの問題と取り組み、3R、廃棄物の発生抑制[Reduce]・再利用[Reuse]・再生使用[Recycle]を通じた提案をしてまいりました。
この提案は至って明瞭な考え方で構成されています。
使用済み溶剤を蒸留・精製することにより再利用を可能にしているもので、長年にわたる研究・開発によって完成したテクノロジーです。さらに、再生後に発生する蒸留残渣にも注目。これを焼却し排熱を回収、蒸気を発生させ蒸留熱源に利用しています。
これらは当社が開発したオリジナルシステムで、再資源化貢献企業として、1986年通商産業省立地公害局長賞を受賞したことをはじめ業界の内外で大変に高い評価をいただいています。
このように私達の開発したシステムは資源の還元、有効利用を追求したひとつの回答であり、社会へ対する静脈企業として日夜研究・開発に取り組んでいます。
事業内容
各種溶剤の蒸留精製(洗浄用・希釈用)
溶剤のリサイクル
一般的に言うシンナーです。
使用済みの汚れてしまったシンナーをきれいにしてお返しします。詳しくはリサイクルシステムのご提案をご覧下さい。
リサイクル方法
使用済み溶剤を蒸留します。
不純物、不揮発分を効率良く分離する水蒸気蒸留。混合溶剤から欲しい成分を抽出する精密蒸留。
洗浄用シンナーから電子材料対応型(ELグレード)まで幅広い分野に対応
リサイクルのご相談
事前情報が必要です。
溶剤成分、成分比率、発生工程、含有水分値、発生数量、再生品の規格(要求)等を当社までご相談下さい。
サンプルとして1L程頂ければ検討可能です。
各種溶剤の製品設計と販売(OEM)
●アルコール類 | メタノール、エタノール、IPA、NPA、イソブタノール、ノルマルブタノール 他 |
●エステル類 | 酢酸エチル、酢酸ブチル、エチルセロソルブアセテート、BDGA、酢酸イソアミル 他 |
●ケトン類 | アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン 他 |
●芳香族炭化水素 | トルエン、キシレン、芳香族混合溶剤 他 |
●脂肪族炭化水素 | ノルマルヘプタン、ノルマルへキサン 他 |
●グリコールエーテル | エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、BDG、プロピレングリコール 他 |
●各種シンナー | OEM供給ならびに用途に合わせた製品設計、再生溶剤を有効利用したシンナー生産 |
これらの溶剤は廃溶剤になっても状態によってはリサイクル可能です。
また、一部ではありますがこれらの再生溶剤も取り扱っております。御相談ください。
使用済溶剤の蒸留による中間処理
産業廃棄物となる使用済溶剤の蒸留による中間処理を行います。
何を処理することが出来るの?
特別管理産業廃棄物の引火性廃油(揮発油類、等)のみです。
御社の使用済溶剤を蒸留再生処理致します。
ただし、弊社で不要と判断されるものはお断りする場合があります。
詳しくは「リサイクルできるもの、できないもの」をご覧下さい。
マニフェスト伝票は?
当然必要です。
基本的には排出事業者が用意するものです。
マニフェスト伝票の購入は管轄の産業廃棄物協会へお問合せ下さい。
また電子マニフェストにも対応しております。
依頼方法はどうすればいいの?
事前情報が必要です。
溶剤成分、成分比率、発生工程、含有水分値、発生数量、再生品の規格(要求)等を当社までご相談下さい。
サンプルとして1L程頂ければ検討可能です。
太平化成のリサイクルシステム
リサイクルシステムのご提案
はじめに
ご存知のように昨今、環境保護が企業活動において重要な鍵を握ってきています。
また、ISO14000シリーズや各自治体など、環境に対する基準も整備されています。その中で弊社は98年に、ISO9001及びISO14001を取得し、再生品の品質を維持向上させると共に、一早く【環境】にも目を向け、出来うる限りの社会貢献を目指しております。
弊社は、使用済み溶剤(廃溶剤)の蒸留、精製、加工をし、製品を製造しております。つまり貴社の廃棄物が、弊社にとっては原材料であり、その原材料を100%使用して製造したリサイクル製品を貴社へ納入いたします。
太平化成は、使用済溶剤(廃溶剤)のリサイクル、及びリサイクルシステムについてのご堤案を致します。
廃溶剤処理の現状
排出された廃溶剤(使用済溶剤)は収集運搬業者が処分業者(中間処理及び最終処分)へ運搬し、適正に処理しています。
リサイクルシステムとは?
※廃溶剤は製品を作るために100%使用される。つまり、使用済み溶剤(廃溶剤)は原料となる。
● 出来上がった製品は排出事業所に100%戻す。
● 製品は、固有ブランドのプライベートリサイクルシンナーとなる。
リサイクルできるもの、できないもの
リサイクルシンナー製品化までの手順例
コスト要因
● 廃溶剤の回収率(実回収率、蒸留残材物の量)
● 補正溶剤の有無及び、その費用(溶剤の種類及びその数、補正量)
● 荷姿(ローリー、コンテナ、ドラム、缶)
● 物流費(頻度、Lot size)
終わりに
以上、リサイクルについてのご提案をさせて頂きました。
太平化成は、これからもユーザー第一の体制作りをコンセプトに
また“環境”に対して、再資源化型製品の市場提供を通じて、社会貢献する事を目指して取り組んでまいります。