設備紹介
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設備紹介
単蒸留釜
精留設備
連続精留設備
蒸留設備と特徴
水蒸気蒸留法(システム1)
特徴 | 使用済溶剤に直接スチームを吹き込み水蒸気とともに溶剤を蒸留回収する方法 |
長所 | ・効率良く不揮発分の分離が出来る。 ・蒸留残材物に水が含まれる為危険性が少ない。 ・低コスト |
乾式単蒸留法(システム2)
特徴 | 使用済溶剤を蒸留缶中の熱交換器で加熱し、溶剤を蒸留回収する方法。熱源は水蒸気による。常圧環境で130℃までの沸点を持つ溶剤に対応可能で、減圧下では理論的に、約180℃~200℃迄対応できる。 |
長所 | ・水蒸気蒸留に比べて、水溶性溶剤の蒸留が出来る。 ・減圧する事で高沸点溶剤の蒸留ができる。 |
精密蒸留法(システム3)
特徴 | ①使用済み溶剤を熱交換器で加熱し溶剤蒸気を分留塔で気・液接触を行わせることにより、使用済溶剤中の有効成分を回収する方法。 ②減圧環境で高沸点溶剤に対応可能。 |
長所 | ・単一組成の使用済溶剤から純度アップが計れる。 ・混合溶剤から必要成分の分離回収、脱水、脱色が可能。 |
連続式精密蒸留法(システム4)
特徴 | 基本的には蒸留システム3と同じであるが、原料を連続的に供給しながら有効成分を回収できる方法で大Lot製品に適する。(8KL~12KL) |
長所 | システム3に比べて、 ・大ロットに対応 ・低コスト |
新システム(システム5)
特徴 | ①精留を直接蒸留できない原料(樹脂・顔料、その他不揮発分が含まれている物)の前処理である単蒸留装置をあわせもつ精留装置。 ②連続式・バッチ式何れも対応可能。 |
長所 | ・システム2とシステム3の両方の特徴を持っている。 ・装置の特性上、コンタミを防ぐ事ができる。 |
※ これはあくまで太平化成でのイメージであり、これが全ての蒸留システム及び蒸留装置にあてはまるものではありません。